たくぶろ@趣味部屋

主にパソコン・スマホ関係で役立つ情報を発信します。

【キーボードレビュー】マジで快っ感😍 皆んなが言ってる事大げさでも何でもなかった。最高の打鍵感!キーボードの最高峰「Realforce for Mac」

今回は・・・

 

高級なキーボードと言えばこれ。

「東プレ Realforce for Mac PFU Limited Edition」のレビューをします٩( 'ω' )و

このキーボードが気になっている人、数ヶ月使って思った感想、良いとこや悪いとこお世辞なしで包み隠さず書きましたのでとても参考になると思います。

(一番最後にタイピング動画のページもあります。)

 

世の中にはものすごい種類のパソコン用キーボードが存在するけど、そんな中でも有名で高級なキーボードと言えば。

 

東プレ社の「Realforce

PFU社の「HHKB(Happy Hacking keyboard)」

 

この二つが上がるのではないでしょうか。

今回は「Realforce for Mac PFU Limited Edition」を購入したので紹介します。


目次

Realforceのハンパじゃない種類の数

Realforceと一口に言っても色々と種類がありすぎて最初は戸惑います(笑)。

元々、RealforceWindows用しか発売されていなかったのですが、念願のMac用も発売されてますます種類が増えました。

 

Windows用は、

旧型が22種類、新型が20種類。

 

Mac用は、

旧型のみ22種類。

 

ものすごい数でどれにしていいのか全く分からん!(笑)となりそうですが、

色々な組み合わせの種類があるだけで、自分が欲しい組み合わせを選択できる様になってます。

単に一つずつ自分が求めてる物を絞っていけば最終的に答えが出ます。

 

① パソコンの種類【 Windows用が欲しい? Mac用が欲しい?】
 
② テンキー有無【 テンキーはいる? いらない?】
 
③ 本体カラー【 黒がいい? 白がいい?】
 
APC機能【 いる? いらない?】
 
⑤ キー配列【 日本語配列がいい? 英語配列がいい?】
 
⑥ スイッチ音(打鍵音)【 標準がいい? 静音がいい?】
(タイプした時の音が標準的な大きさの物と静かな物とで選べます)
 
⑦ キー荷重(押下圧)【 30g? 45g? 55g? 変荷重がいい?】
(変荷重は、殆どのキーが45gで小指で押すキーのみ30gと軽くなっています)
 
⑧ キー印刷方式【 昇華印刷がいい? レーザー印刷がいい?】
 

とまぁこんな感じです。決まりました?(笑)

 

ちなみに筆者はMac用です。Mac用だけでも22種類。

そこで、これだけあるから好きな組み合わせが購入できる!と100%思っていたのに、

なんと、これでも筆者は痒いところに手が届かない現象がおきました。は?

 

どういうことか。

自分としては、やっぱりせっかくだからAPC機能は欲しいよね、押下圧は重い方が好きだから55g一択、スイッチ音は標準がいい、と思っていた・・・

 

ない❗️ない❗️ない❗️ない❗️なーーーーーい!💢

キー荷重の55gはWindows用しかなーーーーーい!💢

RealforceはせっかくMac用があるんだからやっぱりそこは譲れない。

 

じゃしょうがないので、せめてキー荷重を55gから45gに妥協するよ・・・

そうしたら・・・

 

キー荷重45gは静音モデルしかなーーーーーい!💢うそでしょ?

音でのフィードバックも欲しいからどうしても標準がいいんだよな。

という事で打鍵音は譲れない。そこでここをこだわると・・・

 

標準モデルにすると今度はキー荷重が変荷重しかなーーーーーい!💢は?

変荷重とはいえ一番よく使うキーは45gだから、もーしょうがないそこも妥協するか・・・

そうしたら・・・

 

標準モデルはAPC機能も付いてなーーーーーい!💢 冗談やめて。

せっかくRealforce買うんだからAPCの目玉機能は欲しいでしょ!

あり得ん・・・💢💢💢ブチ切れだわ_| ̄|○ ハア

 

まさしく、痒いところに手が届かないっていうやつ。

ものすごく有りそうなのに無いってやつ。

 

22種類もあるのに自分が求めるてる組み合わせが該当しないなんて。

何なんだ・・・_| ̄|○ ハア

 

結果的に、

 

「標準モデルの変荷重(APCなし)」

スイッチ音をゲットする代わりにAPC機能を見捨てるか、

 

「静音モデルの45g等荷重(APC付き)」

APC機能をゲットする代わりにスイッチ音を見捨てるか。

 

この二つに絞られものすごい葛藤でした。

そもそもどちらも荷重は55gから妥協してるし、前者は30gキーも混ざってくる。

スイッチ音、キー荷重、APC機能、どれを妥協してどれを優先するか・・・

 

個人的にはタイプ音のある方が音の感覚から押しこぼれも防げるので自分の中ではスイッチ音もとても重要。静かな環境で使う人、特に会社などで使うから静音がいいという人は何も迷う事はない。自分としては静音にしてくれた事は正直有難迷惑・・・_| ̄|○ ハア😩

 

とはいえ、他社のキーボードには無くRealforceにしか付いていない機能「APC」。

結局悩みに悩んで、どうしてもAPCを味わってみたくスイッチ音を諦めた。

 

そこで「Realforce for Mac PFU Limited Edition」を購入したのである。

 

 

ちなみにPFUというのは、まさかのあのHHKBの会社ではないか。

ライバルで敵対視してるかと思ったら仲いいのね(笑)

なぜPFUモデルなのかと言うと、HHKBの押下圧は45g固定の等荷重。

このRealforce PFU Limited EditionもHHKBに合わせAll45gの押下圧という仕様になっているのです。

 

Realforce for Mac 開封

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  パッケージ内容

Realforce for Mac PFU Limited Edition 本体(ケーブルは一体式)
・キーキャッププラー
・一体型キースペーサー(2mm・3mm)
・ユーザーズマニュアル
・保証書

 

箱から取り出して、本体を袋から開封

そして、当然まずボタンを触って見るよねぇ〜。押して見るよねぇ〜。

いっちばん最初に感じた事、あ、、確かにきもちぃーかも・・・

というのが第一印象。

 

他付属品は、キーを取り外す為の道具(キーキャッププラー)と、

キーストロークを浅くする為のスペーサー(2mmと3mm)が入っています。

 

スペックとデザインについて

Realforce for Mac PFU Limited Editionの性能(スペック)

型名 R2TLSA-JP4M-WH
構造 静電容量無接点方式
キー構造 シリンドリカルステップスカルプチャ
カラー スーパーホワイト+シルバー
キーストローク 4.0mm
アクチュエーションポイント  1.5mm / 2.2mm / 3.0mm
Nキーロールオーバー 対応
耐久性 5000万クリック
サイズ 幅369mm ×奥行142mm ×高さ30mm   
重量 1.1kg
種類 テンキーレス
ケーブル USB2.0 Type-A(取り外し不可)
ケーブル長さ 1.7m
配列 日本語配列
キー刻印 昇華印刷
システム Mac向け

 

 

 

デザインについて

 

右上に「REALFORCE for Mac」のロゴが入ってます。

ここのパネルはカーボン調で少しだけ高級感(笑)。

ちなみにRealforceのグレードにより、ここのパネルの色が違います。

このパネル色を見てどのタイプなのかグレードが分かる様になっています。

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カーボン調のパネルはPFU Limited Editionの証。

 

本体上面はアルミ製で作られているキーボードが他メーカーであったりするが、Realforceでは全てプラスチック。一応Macに合うようになのかシルバーに塗装はされている(笑)。

正直プラスチッキー感満載です。3万円もするのに👊

 

横からのデザインもお世辞にも格好いいとは言えない。

分かってて購入したが、そこだけ見れば安っぽい。

ただし、本体重量があるのでとてもどっしりしていて全体的には高級感はある。

 

3万もするんだからせめて上面や側面くらいはアルミにして欲しい。

for Macなのに似つかわしくない。

 

東プレさん何とかしてくださいこの感じ。

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プラスチッキー感満載すぎでしょ。マヂやすっぽー😤

 

各キーは、シリンドリカルステップスカルプチャが採用されてます。

 

【シリンドリカルキー】

キートップがU字状に凹んでいる形のもの。

【ステップキー】

キーボードが奥の段から手前にかけて、階段状に下がっている状態のもの。

スカルプチャキー】

キーボードを真横から見ると、U字型に湾曲している状態のもの。

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シリンドリカルキー。これは多くのキーボードがなってますね。

 

文字キーの上段2列目からかるーく角度が付いて、以降下に行くにつれ角度がきつくなっています。

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ステップスカルプチャになっています。

 

本体の角度調整も長めの足でしっかりと角度が付けられます。

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1番気になる打鍵感と打鍵音

【 打鍵感について 】

キーを押した感触は間違いなく気持ちがよい。

 

Realforceのキー構造は「静電容量無接点方式」という構造で作られています。

静電容量無接点と言えばほとんどのキーボードが高価なものばかり。

皆んなが言っている言葉の表現は「スコスコ」。

いや、買ってみて思ったがスコスコの言葉に納得しました。確かにって感じ(笑)。

 

実は、ほとんどの方が日常生活の中で無意識に静電容量無接点方式のボタンを押しています。それは何か。

 

セブンイレブンのATMのボタン。あのボタン、実は静電容量無接点方式が採用されているというのは有名な話。

 

ですので、静電容量無接点のキーボードを購入する前にATMを参考にしよう!などという情報を見た事があります。

 

ですが、実際に思うのはキータッチの感覚はその構造だけではなく押下圧や打鍵音で大きく変わるので、正直参考にはならないというのが個人的な感想です。

 

とはいえ、あのキーはあのキーですごく押しやすいとは思いますけど(笑)

 

そんな話は置いといて・・・

 

今まで散々Realforceの紹介ページを見てきましたが、みんな過剰評価し過ぎじゃない? とか思っていたけど、実際言い過ぎでもなんでもなかったというのが本音です 。

 

何とも言えない押しごこち。確かに気持ちがいい。うん、嘘じゃない(笑)

 

全く持って過大評価していない。

 

重さも絶妙。最初軽く力をかけて押し、それを越えるとストンっと下に落ちる。めちゃめちゃ押しやすい。フィードバックも最高。

 

本当に打鍵感は最高。打鍵感に関してはこれを超えるキーボードは存在しないんじゃないかと思える。

 

あと重量感がめちゃめちゃありどっしりしているので、がっつりタイピングするのに完全に向いている。

 

キートップの手触りもいい。サラサラ感。ずっと触っていたくなる。

黒はまた違うみたいだけど。

 

 

 

【 打鍵音について 】

打鍵音に関しては、やはり自分としては音の大きさが足りない。

静かすぎる。静音だから当たり前だけど。

 

おかげでたまに押したかどうか判断が鈍る。

 

キーのタクタイル感はあるけど、やっぱり音でも判断できれば最高と思う。

音の質としては相当上品なんだけどね。

 

ただ、青軸大好きな自分としては、あのカチカチとした音、感触が必要以上に押したくなるが、これはこれでものすごく静かなのになぜか無駄に押したくなってしまう(笑)。

 

スコッって感じ(笑)。

 

よく静電容量無接点方式は「スコスコ」って表現されるけど確かにって思う(笑)。

 

とても言葉では表現し難いけど、相当洗練されてます。

 

 

APC機能とは? 実際どうなの?

APC機能とは・・・

アクチュエーションポイントチェンジャー(笑)の略。

 

アクチュエーションポイントとはキーを押した時にキーが反応する位置の事。

この反応する位置を浅めに設定するか深めに設定するか、好みにより3段階で変更できる機能です。

 

という事で、RealforceAPC機能は深さが「1.5mm・2.2mm・3.0mm」の三段階でアクチュエーションポイントを切り替える事ができるのです。

 

それも専用ソフトウェアを使えば、全てのキー1つずつ単体で深さの設定ができ、かつショートカットキーで瞬時にも切り替えが可能という超優れもの。

 

いやー、素晴らしい😱

 

タイプミスが多いキーは3.0mmで深くし簡単に入力されない様にしてそれ以外は即座に入力される様に1.5mmに浅くしたり、はたまた母音のみ少し遅れて入力される様に3.0mmで深くし、子音は全て1.5mmや2.2mmで浅くするなど、自分のタイピングに合った設定ができるという。

 

ね?ヤバイでしょ❓

 

 

で、3ヶ月使ってみた感想は・・・

ううう、、ん、、意味ある様な意味ない様な?(笑)。

正直ものすごく微妙な感覚です。

 

購入後3ヶ月経ったとはいえ、時折キーボードを気分で変えてるので、実際はそこまで使っていません。なのでただそう感じるだけなのかもしれない。

もっと使い込んでいくと、もしかしたらこの効果が顕著に表れてくるかもしれない。

 

でも正直、この機能がこんなに微妙なレベルなら、スイッチ音を優先すべきだったかなと思える。やっぱり打鍵音のが絶対的に重要だった。

 

スイッチ音が欲しい人は考えものですよ。静音モデルは本当に静かです(笑)。

 

それと、APC機能のモデルにはキーストロークを浅くする為のスペーサーが2種類付属されています。

 

キーストロークとは、キーを押した時に底に到達するまでの深さ。

なのでアクチュエーションポイントとは違います。

 

Realforceや他社キーボードも含め、キーストロークは4.0mmが比較的多い。

 

スペーサーを入れると、底付きまでの距離が短くなるので、さらなる高速タイピングに威力を発揮するかも?しれません。

 

が、自分はまだ試していませんので効果は不明です。

 

 

ちなみに、新型のRealforce R3タイプは

アクチュエーションポイントが「0.8mm、1.5mm、2.2mm、3.0mm」の4段階に増えています。そして、Bluetoothにも対応していて最大5台まで接続が可能となり、有線・無線と使い分けも出来ます😆

 

 

3ヶ月使ってみてどうだったのか

とりあえず3ヶ月使ってみた感想としては、打鍵感はやはり最高だった。

 

指の引っ掛かりなども特に感じないし間違いなく打ちやすい。

 

ただ少しだけキーの重さを感じる。ただこの微妙な重さが無駄なミスタイプを減らしてくれている様にも感じる。

 

でも、結局自分としては標準モデルのが良かったと思える。

結局期待していたAPCも微妙な差。

標準モデルはAPCが無くなるけど代わりに値段が数千円安く買える。

正直、静かな環境で打鍵の音があまり出せないって人以外はやはり打鍵音は重要と思う。

 

静音モデルだと静かだけど正直触覚のみ。

標準モデルだと触覚と聴覚の両方でタッチの判断ができるので、特に高速タイピングをするには絶対的に有利だと思えるのと結果打ちやすさも倍増すると思う。

 

HHKBも高価なモデルにはType-Sという静音モデルがあるが、静音だけを前面にしないで欲しいんだよねぇ。

 

まぁ、そもそもRealforceやHHKBはプログラマーやブロガー、ライターなど、ビジネスで使う人、いわゆるガチタイピング者が多いので、静音が支流になるのも仕方がないのかもしれないけど。

 

だからってプライベートでも使う人多いし。

 

自分的には高速タイピングには聴覚も相当大事だと思う。

 

そして、やっぱり55gのRealforceも打ってみたい。

 

打鍵音を拘っているが、やはり押下圧のが重要か。

 

 

まとめ

「スコスコスコスコ」っていうタッチの表現は音+感触。

 

もちろんキーを押した時の感覚として気持ちがいいのは間違いない。

それがタイピングのし易さにも繋がっている。

 

この気持ち良さが、キーを打てば打つほどどんどんと増していく。

 

正直無駄に押してしまいます(笑)いやマジでそうなります。

 

プチプチをし始めると止まらなくなるのと同じ様にこれもクセになります(笑)

 

それほど気持ちがいい。

 

洗練されたキーボードである事は間違いありません。

 

ただ、、、3まんえんします。

 

以上です。

 

タイピング音が知りたい方はこちら↓

first-book.hatenablog.jp