たくぶろ@趣味部屋

主にパソコン・スマホ関係で役立つ情報を発信します。

【AirPods Pro】あなたは耳痛くない?何でもProなら間違いないという考えは間違い。【後悔したくない人は購入前に購読必須❗️】

AppleBluetoothイヤホンといえば「AirPods」。

AirPods Proをこれから買おうと検討している人へ。

Pro買っておけば間違いない!Proなんだから失敗なんてあるハズない!

そんな事思ってる?

AirPods Proは安い買い物ではありません。

だからこそ絶対失敗したくないですよね?

 

はい。

 

結論を先に言うと、

私はプロ買って失敗しました!

 

ですので、筆者と同じ思いにならない様、同じ様に失敗しない様、

これから購入しようとしてる人向けに記事を書きました。

是非、購入前にこの記事を一度読んでみてほしい。

 

 

今まで、AirPods 第2世代をずっと使ってきて約3年経ちました。

さすがにバッテリーがすぐ無くなります。

満充電にしても30分も通話してたらバッテリー切れでこりゃダメだ!

って事で、これを機に今回はグレードアップしAirPods Proを購入。

 

プロと言えば、一番の目玉機能❗️

アクティブノイズキャンセリング

そして適応型外部音取り込み機能!

第1世代のプロと比べると最大2倍の雑音を消す様になったとの事。

車の運転中など、聞こえなくなってしまうと困る音があります。救急車や消防車などの緊急車両の音、自転車に乗ってる時、後ろから迫ってくる他の自転車なども打ち消されてしまうと逆に危険です。

それから、対面にいる人との会話もいちいちイヤホンを外さなくても出来るよう、ノイズキャンセリングと別に外部音取り込み機能というのがあり、これらをイヤホン長押しするだけでノイキャン状態の完全無音状態から簡単に切り替えが出来るという、なんとも素晴らしいイヤホン。

 

実際ノイキャンをオンにしてみるとほぼほぼ外部音がシャットアウト。

ビックリするくらいシャットアウトされてこのノイキャン精度は本当に感動できます。

 

さらにはスワイプで音量まで調整できる様になり、携帯をいちいちポケットやバッグから出さなくても調整ができてしまう。

そしてバッテリーの持ちも第1世代よりもさらに向上。

そしてそして、AirPods第3世代でも付いてるけど空間オーディオもやっぱり魅力ですよね。

 

AirPods Proの充電ケースでは、第1世代には無かったスピーカーも取り付けられています。このおかげで、AirPods Proを無くしてしまった時に、「探す」アプリで音を鳴らせる事が出来るので探しやすくもなりました。

 

シリコンのイヤーチップも3種類から4種類に増え、一段と人それぞれの耳の穴のサイズに適応できる様になり至れり尽くせり。(一つは最初から本体に装着されています)

初期ではMサイズがイヤホンに装着されています。

 

そしてもちろん高音質。低音も重圧。解像度も高い。という話。

音質は10万円以上するヘッドホンの音質レベルだとか、そんな事まで耳にした事あってどんどんと期待が膨らむ膨らむ(笑)。



と、まぁ色んな機能を知ってしまった以上、結局プロ買うしかないよねと。

 

でも価格は4万よ4万。間違えても安いとは言えない。

 

はい、と言う事で、良い事ばかり書いてきましたが・・・

 

 

購入して数日・・・

後悔しかない。マジで。いやほんと。

 

 

何に失敗したかというと、とにかく耳が痛い。

耳への収まりはかなり良い。収まりが良いので簡単には外れずイヤホンしながらランニングや軽いスポーツなどは早々落ちないと思います。安心感半端ないです。

それゆえ密閉性が良いので装着しただけでかなり耳が塞がり外部の音も遮断されます。

と一見、装着感に関してはかなり良い印象だったのですがそれが裏目に。

イヤホンを耳に装着してからだいたい1時間くらいで痛くなってくるのです。

要するにイヤホンの形もしくはサイズが筆者の耳には合わなかったという事。

 

 

 

AirPodsの形は大きく2種類あって、

AirPods Proはカナル型

AirPods 第1、第2、第3世代はインナーイヤー型。

左がカナル型AirPods Pro) 右がインナーイヤー型(AirPods第2世代)



 

ネットで色々と検索すると、プロ買ったら耳が痛い!と同じ様に悩んでいる人が結構多い事に気が付いた。

 

もちろん付属されている4種類のイヤーチップも全て試しました。

人それぞれ耳の形や穴の大きさは千差万別。人によっては一番大きい方が痛みが消えたって人いれば、一番小さくしたら痛み消えたって人もいる。

筆者はイヤーチップを大きくすると装着してから痛みが発生するのに早まってしまった為、一番小さいものに変更したら多少は長く装着していられる様にはなりました。

が、痛いものは痛い。

そして、一番小さいものだと耳の穴との隙間ができてしまい密閉度も落ちてしまった。

iPhoneAirPodsの設定画面で、耳との密閉度を測定できる項目があるんだけど、一番小さいイヤーチップでそのテストを行うと密閉されていませんとなってしまう。

 

密閉度が下がるという事は、せっかくの高音質のレベルが下がってしまう。

 

でも、痛いよりはマシかという事で一番小さいイヤーチップを選択せざるを得ない。

 

そして、もう一つの理由として、イヤホンの角度がいけないのかなと思い角度を真っ直ぐにしたり必要以上に前方向に角度をつけたりとにかく色々と試した。

これも角度により痛みが出てくるまでの時間や痛みの加減が少しだけ変わった。

これにより多少は装着時間を伸ばす事ができたが、それでもどうしても痛みは発生する。

 

痛いと言っている人たちの中で、皆痛みが出る場所が違うかもしれないけど、

自分の場合は、耳の穴の奥ではなく、穴の手前って言えばいいのか・・・

もちろん左右で痛みの加減や発生時間も違う。

 

でもどうしてもどうやっても痛みが出てくるのには変わりがない。

 

結局長電話の時は、左側だけ付けて痛くなってきたら右側に変更し、また右も痛くなってきたら再度左側に戻してごまかす・・・

高い買い物でもったいないからと無理やり使おうとしたけど、結局こんな使い方話になりません。

 

と言う事で、

 

カナル型は人を選びます」

 

カナル型が合わない以上、インナーイヤー型にするしかない。

AirPodsでのインナーイヤー型となると、AirPodsの第3世代を購入するか、ずっと使ってきたAirPods第2世代の新しい物を改めて購入し直すかの二択となる。

そこでAirPods第3世代は第2世代より音質が向上されているので、二番手としてはもちろん気になるところ。

ただし、この第3世代の本体サイズがプロよりは小さいが第1世代&第2世代よりは大きい仕様となっているのです。

 

という事は?

 

本体サイズがプロよりは小さいとはいえ、結局今まで全く痛くならなかった第2世代のサイズよりも大きくなっているので第3世代も失敗する可能性があり得ると言う事。

 

「イヤホン選びはほんと賭けである」

 

近くの家電量販店などで、サンプルを耳に装着できる所があるならば、絶対に一度装着してから購入を検討した方がいい。

とはいえ、装着早々、すぐに痛みが発生する訳ではないのでこれまた難しい。

30分以上はつけていたいがお店ではそうもいかない。

 

正直なところ、試しに装着できたとして装着した瞬間に少しでも違和感を感じたならば危険信号。そのタイプはやめた方がいいかもしれません。

 

 

そして一番大事な音質について、音質ばかりは完全に主観になるけど、少なくても筆者の感想としては、

 

「悪くはないんだが値段なり」という印象。

 

この「値段なり」という言葉を良く取るか悪く取るか。

ただ、巷で言われる値段以上の音質・・・というのは過大評価しすぎ。

そして公式ページに「音源に忠実」と書かれていますが、これは納得しました。

かなり細かい音までしっかりと鳴り、良くも悪くも音源に忠実です。

が・・・

ただそれが「高音質」なのか、というと話は別です。

 

低音に関しても公式で謳っている通り、普通のAirPodsよりしっかりと出るのも確か。

ただし全体的な立体感は少ない。平坦な音。中域ももっと期待していた。

高級スピーカーには匹敵しない。(これは当たり前か)

と辛口で書いたけど、あくまで4万円だからね。

 

AirPods Proは人間工学に基づいて設計され・・・・など、プロだからと完全に安心しきっていた。

 

皆さんは「プロ」という言葉だけで飛びつかないで下さい。

 

プロは全体的な機能面では本当に素晴らしいと思う。

ただし、カナル型が合わないという人には耳が痛くなる可能性がありストレスでしかない。

酷い人は耳垂れを起こしてる人もいるとの事。

 

いくら音質が気に入ったとしても、いくら機能面が便利だったとしても、

装着していて痛いのでは話になりません。

 

プロだからって絶対に幸せになれるとは限らないというお話でした。

 

少しでも参考になれたら幸いです。