【AirPods 本家 vs 中華】Bluetoothイヤホン 本家AirPodsと中華AirPodsを徹底比較してみた。
こんにちは。
皆さん、ワイヤレスイヤホンって便利ですよね。
今回は、AirPods(本家)とAirPods?(中華)の比較レビューをしたいと思います。
普通では面白くないので問題形式にしています。
※ 前提として以下商品を否定するわけではありません。中華製ワイヤレスイヤホンを検討している人が少しでも参考になればという想いで書いています。
目次
はじめに
元々、わたしは本家AirPodsを2年半前に購入しずっと使っています。
イヤホンバッテリーの減りがだいぶ早まってはきておりますが(充電満タンから約2時間ほどで切れる)、その他特に問題はなく今でも使っております。ただ充電開始から10分以内ですぐ満タンになるという超高速の素晴らしさ。さすが本家AirPods。
音域が広く綺麗な低音も出ますし、とてもクリアな高音が出て音質はバッチリです。
本来音質というのは、全く同じ性能や同じ品質のスピーカーを前提で、有線と無線で比較した場合絶対的に有線のが高音質とされている。
無線だと途中でノイズを拾いやすいなどの問題もありやはり有線のが有利。
そんな中、AirPodsイヤホンは、ワイヤレスという利便性も兼ね備えながら音質も値段以上のポテンシャルがある、と個人的には思います。
ただこのご時世、何でもある時代です。
今はそのAirPodsそっくりな中華製がいくつか存在しています。
そこで、
Appleのワイヤレスイヤホンの本物と偽物?の性能がどれだけ違うのか。
偽物の音質ってどんなもんなの?
偽物の通話機能は問題ない?
偽物ってiPadやパソコンでも普通に使えるの?
結局のところ、実際使い物になるの?
とても気になります。
あ、すみません。偽物って表現はおかしかったですね・・・
とある某ワイヤレスイヤホンに似てるってだけですね?(笑)
◯ップルの方が真似たんだとか、先にこっちが出してたんだとかなんとか。
とても強引で苦しまみれの謎の言い分けを言ってた時もあったみたいですね。
コピー技術に関しては超一流。さすが考え方も徹底してます。
いや、その物自体とても安く購入できてそれが普通に使えるのならば、これはこれでアリだと自分は思います。実際今までいろんな中華製を購入してきていますし。
(ただ、使えるならばですよ?使い物にならないのであれば怒りに変わりますが(笑))
という事で、そのそっくりイヤホンが実際はどのくらい使えるのか試しに購入してみました。そして本家と中華の二つを比較してみました。
【問題①】
これどっちが本物でしょう?
似てるとはいえ、細かいところで違いがありますね。
ちなみに本家は「16,800円」しますが、本家じゃない方は「2,600円」でした。
他にも似たよーな(笑)ものがこの値段よりもさらに安く売ってるのもありましたが一番似てる物を選びました。
中華AirPodsの開封
おうちに届き、簡易封筒から取り出してみました。
なんだか蓋がしっかり閉まっておりません。
そして蓋を開けるも、あー、なんで蓋がしっかり閉まって無かったのか納得してしまいました(笑)。
シリコンケースもなんだかシワがついてるし。
ってか、いくら何でも雑過ぎるやろ(笑)。
いやいや、この考えが日本人の感覚であり、そもそもこの様に思う事が間違いでありそして神経質過ぎるのでしょうか・・・
ま、しょうがないですね。
実際安く購入できたでしょ!!うん、、、確かにそうです。
ちなみに付属品は↓こんな感じです。
そして、早速本体を手に取った第一印象。
かるっ!でした。
確かに嘘ではありません。小型軽量って書いてあります(笑)。
まぁ、何事も軽いに越した事はない! ・・・まぁ、そう思います。
いや、本家を持ってたからそう思ってしまう訳ですかね。
こっちを最初に買ってればそれが当たり前であり、もしかしたらそんな風に思わなかったかもしれません。
一応、本体重量がどのくらい違うのか測って見ました。
本家(左)は「47g」、中華(右)は「32g」でした。
本体サイズは本家と比べて縦が2mm程違いがありました。横幅と厚さはほぼ同じです。
とはいえ、この差も微々たるもんです。
これも、本家が横になければ、このサイズ感は気付かなかったと思われます。
【問題②】
はい、これどっちが本物でしょう?
イヤホンのサイズはこんな感じです
よく見るとこれまたサイズが違います。
【問題③】
はい、これどっちが本物でしょう?
少し太く長い方が中華製です。
そして、小さな穴の位置やヘッド部の穴の大きさも違いました。
Appleマニアの方は、黒い点の穴の位置だけで気付いてしまう方もいるかもしれません(笑)。
【問題④】
はい、これどっちが本物でしょう?
これがですね。
耳に入るヘッドの部分は写真ではほどんど同じサイズに見えるかもしれませんが、実際に耳に入れてみるとヘッドも本家と比べすこーしだけ大きく、どうも耳の収まりがよろしくありません。
わたしの耳の穴が小さいのでしょうか。
とはいえ、本家はバッチリですよ?(笑)。
ちなみに、充電ケースとイヤホンのプラの素材がかなり安っぽいです。
いや、安いんだから当たり前っちゃ当たり前です。
ちなみに充電器ケース本体を振ると少しだけカチャカチャ言います(笑)。
これは充電ケースとイヤホンが本家と比べ隙間があり収まりが悪かったので、その隙間のせいかと思われます。ま、細かい事は気にしてはいけません。
充電について
とりあえず充電してみました。
充電器を指すと↓この様に光り充電中はこのランプが点滅します。充電時間は約60分。
(本家は右図の様に蓋の中にのみ小さなランプがあります)
そして、充電が完了するとランプは点滅から点灯に変わると説明書には書かれておりますが、1時間経っても2時間経ってもランプは点滅し続け、一向に点灯に変わりませんでした。正直よく分かりません(笑)
ちなみに充電ケーブルの差し込み口がすごく固い。なので純正ケーブルの端子の方が削れていってケーブルの方の寿命を早めそうで、どうも気が気でなりません(笑)。
はいっ!ここで事件です!
早速ブルートゥース接続して何か音楽でも聴いてみようかとやってみるも、右側イヤホンからは音が流れてきましたが、左側が一切音がしません!
このタイプはイヤホンを充電ケースから取り出すと、イヤホンの中央部が青→赤→青→赤と交互に点滅し自動的にペアリングし始めるのですが、左側のイヤホンはそのランプすら一切点かない状態でした。
でました。もれなく初期不良品と遭遇致しました。
問題がないものは↓この様に光ります。
あ、ちなみに本家イヤホンは一切光りません。
この商品のレビューを見ると、片側の音が一切出ないという初期不良で交換希望を出されている方のコメントがちょくちょく見受けられました。
レビュー見る限り、かなりの確率で初期不良品に出くわしそうです(笑)。
早速、購入したお店に連絡したら、
「あ、じゃあその商品は破棄してください。新しいの送りますー」とあっさり対応をして頂きました。
毎度のことでしょうか、随分手慣れた感じです(笑)。
まぁそりゃ品質は日本製とは違います。
今さら焦る事でもありません。中華製の初期不良なんてよくある事です。
お陰さまでまた数日間商品の到着を待つことになりました。まぁまぁ。
そこで数日後、新たな商品が無事に届いたのですが、今度は、蓋がしっかりしまっており、ビニールでちゃんと圧縮もされておりました(笑)。
そして中開いたらまぁそこそこ綺麗に収まっております(笑)。
というか絶対最初の商品、前に初期不良で戻ってきたやつ送ってね?って感じです。
はいっ!ここで事件第二弾です!
開けて見ると何て事でしょう。
今回届いた商品は、充電ケースにその会社のロゴ?らしきマークが印字されてます。
裏面にもバッテリー容量などの印字もされていました。なんでやねん。
おかげさまで、本家商品との差が遠のいてしまったやん(笑)。
っていうか、お願いですからせめて商品ページと同じものを送って欲しいです😓
まぁ、でも再度送ってもらったし、実は今は本家でも好きなマークを印字するサービスもあるみたいです。なのでまぁ、良しとするしかなさそうです。
充電ケース裏面のボタンの役目
この中華製のAirPods?は本家と大きく違うところと言えば、裏面にあるボタンの役目です。
本家と同じ裏の場所にボタンが存在しますが全く役目は違います。
本家は再接続用のペアリングボタンですが、この製品のボタンは電源ボタンです(笑)。
電源ボタンを押すと、↓この様にランプが点灯して光ります。
ただですね、実際このボタン押さず蓋開けてイヤホン取り出してもペアリングが自動的に始まりBluetooth接続されますので、正直意味があるのかないのかは不明です(笑)。
ちなみに、イヤホンを充電ケースに戻すと、自動的に電源が入りイヤホンへの充電が開始されます。
その間は↓この様に赤くランプが点灯しています。
そしてイヤホンへの充電が終わると消灯する、みたいです(笑)。
実際のところ音質はどうなの?
一番気になる音質の話ですが、
音質というのは人それぞれ感じ方が全く異なるので、あくまで個人的主観で感じた事をそのままお話しします。なので参考程度でお願いします。
はいっ!ここで事件第三弾です!
まず、音質以前に話しておかなければならない事がありました。
左右の音量が違います(笑)。
左側と比べ右側がすこーしだけ音が小さいのです😓 あり得ん!
商品ページのレビューでも左右の音量が違うというコメントがありましたが、耳への取り付け角度により変わるので問題ないという人もいたり・・・
個体差で違うのもあると思いますが、わたしの手元にきたものも確実に音量が違います(笑)。
確かに本家と違い、耳への取り付け角度で音量や音質が大幅に変わるのも確かです。
角度がかなりシビアなのです。
(ちなみに本家は、取り付け角度を多少変えようが音質が変わることはありません)
それでは、一番気になる音質です。
一言で言うならば【めっちゃ軽い】という表現です。
そして低音がほぼ無いに等しいです。
音楽、YouTube動画、通話音声、どれをとっても同じ様に感じます。
もちろん、AirPodsよりもいい音のイヤホンは世の中たくさんあると思いますが、今回はAirPodsを基準として本家AirPodsを10とすると、iPhone付属の有線イヤホンが7くらい、この中華製は3くらいというのがわたしの感想です。
YouTubeなどの動画や通話など、人のしゃべりでの音声で使用する分にはさほど問題はないですが、音楽となるとやはり音質が大きく関わってくるので性能が顕著に表れます。
正直音楽鑑賞には向いてない。これが自分の答えです。
1000歩譲って聞けないことはないが、その曲が持っている音楽の良さは全く感じる事ができない。言い換えるならばその音楽を楽しめない。
単純に音さえ鳴ればいい、どんな音でも聴ければいい、音質はまったく拘ってないという風に割り切っていれば音楽でも聴けない事はない。そんな感じです。
ちなみに、このイヤホンをiMacに接続しYouTubeや音楽を聴いてみようかと接続したら、一応Bluetooth接続はされましたが、YouTubeでも音楽でも不定期な間隔(数秒ごとに)でブチブチ音が途切れました。使い物にならないくらいに。
そこで購入したお店に聞いてみたところ、スマホとタブレットは対応してるがパソコンは対応していないとの事でした。
本家AirPodsはパソコンでも普通に使えるし、今どきBluetooth機器全般、パソコンでも使えるのが当たり前だと思っていただけにこれは残念です。
問題の答え
本物は・・・
問題①→左 問題②→左 問題③→右 問題④→左
まとめ
使えるか使えないかと言ったら(一応)使えないことはない。
音が良いか悪いかと言ったら良くはない。
Bluetoothイヤホンと考えれば2,000円台は確かに安い。
2,600円の価値があるかないかと言ったら人によるとしか言えない。
低音については少し角度を調整して多少のごまかしならすこしだけ効く。
(かなり強引ですが・・・)
あのケーブルの煩わしさを考えると出来ればワイヤレスイヤホンがいい。
でも、、、イヤホンに2万円と考えると普通に高いなぁと思える。
なので普通の心理として、「多少」音質や品質が下がってもいいからワイヤレスイヤホンが少しでも安く手に入るなら使ってみたいと思う。
だから、少しでも安いものに期待してしまう。
安物品だからというだけでいきなり頭ごなしに否定するのは個人的に好きではない。
なので、少しでも肯定した意見も述べたいと思いながら書きました。
そんな考えのもと、上記のまとめになりました。
総評「ありっちゃあり、なしっちゃなし」
ただ、初期不良の多さがね。その交換の手間や時間はちょっと考えものですね。
あと、中華製でありがちなのは、これは商品ページに記載しとくべきでしょという大事な内容が省かれてたりして、ちょっと騙されてる感も歪めないのは事実ですね。
なかなか難しいですね。
以上です。